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VINTAGE BIKE JEWELRY

VINTAGEシリーズは1960年代のサンフランシスコ、スケートボード、クランカーといったカウンターカルチャーの流れを汲んだ技法から誕生した。
実際に使用されていた通貨を材料に使った彫金技法(コインリング、コンチョ、叩き伸ばしによる鍛金)を現代に蘇らせ改良し、実用強度が必要な自転車パーツに応用、
実際に使用されていた「歴史」を内包した世界中のヴィンテージコインを使いひとつづつ、当時と同じアナログな手法で仕上げることによって
単なる自転車のカスタムパーツの枠に留まらない、「本物」にこだわった唯一無二の「バイクが纏うジュエリー」という全く新しい概念をコンセプトに受注限定生産で展開中。

龍二十銭

文明開化の時代の日本古銭を使ったグリップエンド。当時、欧米に対抗し世界トップクラスの造幣技術で作られた意匠は、現代貨幣をはるかに凌ぐ精巧さであるが、 銅貨であるがゆえ現存するものはほとんどが保存状態が悪く、年々数が減っている。戦前から戦後、現代と100年以上を経過してリメイクされたコインは、 存在自体がほぼ奇跡(運命)といえるだろう。

耐久性・強度

VINTAGEシリーズ開発時に、大きな壁となったのが通常のアクセサリーよりも遥かに高い「強度」「耐久性」が要求される事だ。
特にバーエンドキャップは脱着の際や転倒時に最大負荷がかかるため、裏側部分に真鍮金具を溶接した上で、ゴム部分を溶かし一体化させることで一般的なエンドキャップより高い強度を実現。

「コインの風合いを最大限に生かす」というルールに照らし、100年以上経過し腐食した銅コイン等、劣化しやすい金属は表面を再研磨、いぶし処理によってデザインを復活させ、使用されていた当時の状態に復元。
表面にトップコートを施す事によって時間を止め、理論上バイクフレームと同じく、屋外環境にも強い作りになっている。
トップコート自体もコインの風合いを再現し、自然な見た目になるように微調整を重ねたこだわりの製品である。

※一部アイテム、銀貨など経年変化を楽しめる貴金属素材の場合、トップコート無し

 

龍二銭/日本/明治十年(1877)Barend cap

ONE PENNY/ENGLAND/1897 Barend cap

HALF DOLLER/AMERICA/1972 Barend cap

HALF DOLLER/AMERICA/1972 Barend cap

ONE DOLLER/AMERICA/1976(200th ANV.) Colomn spacer

[Walking liverty]HALF DOLLER/AMERICA/1943 Stem top cap

TEN CENTS/SOUTH AFRICA/1951 Stem top cap

PERU/1973 Stem top cap

龍二銭/日本/明治十年(1877) Stem top cap

HALF DOLLER/AMERICA/1972 Stem top cap

クオーターダラー銀貨

人類が初めて月に到達し、輝いていた1950年代のアメリカ。
当時の高品位な銀貨(クオーターダラー/SV800)を伝統的な手法でFUNブランドロゴにハンドカットした、VINTAGEシリーズを象徴するペンダント。

全ての工程において徹底的にアナログ化する事によって、人の手で作った揺らぎと、歴史を内包したオールドコインの味わいが融合し、唯一無二の愛着を生み出す。

クオーターダラーは同デザインで現在も発行されているが、ケネディ大統領逝去(1965年)以降銀相場が高騰したため、素材が銅合金にメッキを施したものにに変更され、オールドコインの希少価値は年々上がっている。

スプーン/フォークリング

銀食器を使ったアクセサリーの歴史は中世ヨーロッパにさかのぼり、貴族の使用人が結婚相手の為に高級な銀製食器で職人に作ってもらったことが始まりとされる。
VINTAGEシリーズでは、スプーンリング/フォークリングを新しい目線で現代風にアレンジ。ブランドの非売品ノベルティーを大胆にリメイクしたフォークリングは、独自のアプローチで一般的な印台リングに似たフォルムに再構築され、フォークとしての形を残しながらアクセサリーとして非常に着け心地の良いバランスを保っている。

VINTAGEは「その年代で一番良かったもの」という意味合いであり、一概に古い物を指す言葉では無い。
フォークリングは「現代のVINTAGE」を考察する上で生まれたアイデアであり、それはブランドに対するリスペクトと少しのユーモアである。

コインブレス

何気ない生活の中に、本物が持つひとつだけの「価値」を身に着ける。

コインの裏に丸カンを溶接しゴムを通す、極めてシンプルな構造にすることにより購入者が自分で交換出来るよう配慮。
肌に直接接触する金具部分には、シルバー925を使用。
また、ビンテージコインは本物であるが故に金属の種類・状態も不明なものが多く、仕上げ後にBIKE JEWELRYと同様に強力なトップコートで封じることで、アレルギー対策としても効果がある。

使用硬貨は国内外から不定期で収集、国内で入手が難しいレアコインが入ることもあるが、
本当の価値はそこにはなく、着けている人それぞれの感性で決めるものである。

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